お寺について

著名人墓碑

 小島円斎一族墓、三大将軍家光の奥医師であった円斎が明暦3年歿して貞林寺に葬られた。二代目円斎は将軍綱吉に重用され法眼となっている。七代目宝素の子、抱沖の妻は有名な塙保己一の孫に当る。後には有馬候に仕え若年寄花野、後に老女島浦と言われた人である。
 桂才賀の墓、落語の巨匠桂文楽の師匠。

本堂内陣 欄間

お寺の概要

 貞林院瑞正寺の新建立に際して内陣欄間は、善導遠忌記念として新しく掲げられました。9尺の欅一枚もので、善導大師と法然上人の対面を画いたもので、原画は国宝勅伝絵図から模写したものです。
 他の一枚は二河白道図で、これも粟生光明寺の重要文化財を模写したもの。左右の欄間は極楽の飛天と鳳凰を配しております。
 当山第25代政方上人が昭和53年訪中の際、善導大師墓塔参拝の折、墓塔の聖砂を奉持し、また、善導大師が師の道綽禅師を尋ねた石壁玄中寺の聖砂も併せて奉持して帰国しました。この聖砂は新本堂地鎮式の時、地下28mの基礎支柱の下に鎮め物として奉安されております。

欄間

二祖対面

二河白道

飛天図1

飛天図2

鳳凰図1

鳳凰図2

庭園

 奥庭、客殿より眺観する庭の中央に三尊石と言って阿弥陀さま、観音勢至二菩薩に配した三つの石、十三仏を象った十三の石が静かなたたずまいを見せております。

客殿 坪庭



客殿

地蔵菩薩像

坪庭

 奥庭を眺める客殿の正面には、地蔵菩薩像が安置されています。
 本堂と客殿の狭間は、灯籠と蹲踞の配された坪庭をのぞむことができます。